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肝硬変による腹水の症状と改善・対処方法

一般的に、お腹に腹水が溜まってしまうと原因である病気がかなり進行してる状態と判断されて、医者によっては余命を告げる事もあります。

腹水が貯まると最悪、食道静脈瘤の破裂による消化器官からの大量出血で死亡してしまいます。

基本的には腹水が溜まっていると判断された時点で即入院となり、医者の指導のもと治療をしていくことになりますが、私は肝硬変で腹水が溜まっても入院をしないで自力で腹水を減らしました。

もちろん入院を強くすすめられましたが、私は病院が大嫌いなので頑なに拒否しました。

自分で腹水について色々と調べて改善法を実践して、元々10リットル以上溜まっていた腹水が今では半分以下まで減っています。

 

追記:現在腹水は完全に抜け、この記事を書いた約1年後でも再び溜まる気配はありません。

 

腹水が溜まってしまう原因や病院での治療など専門的なことは他のサイトを見れば詳しく書かれていますので、ここでは書きません。

今回は、私が実際に腹水が溜まって辛かった症状と、医者の薬や治療に頼らずに腹水を改善させた方法を書いていきます。

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腹水の辛い症状

体が重い

当たり前ですが、単純に体がものすごく重たくなります。

お腹に常に10キロ以上のダンベルを巻きつけているのと変わらない状態ですからね。

常にお腹が下に引っ張られているような感覚もあり、このままでは内臓が破けてしまうんじゃないかと思うほどでした。

特に辛かったのは寝ている状態から体を起こす事なんですけど、なるべくお腹に負荷を与えないように腕の力だけで起き上がるような状態でした。

本当は誰かに起こしてもらいたかったんですが、そんな人はいません。

腹痛

安静にしててもズキズキ痛んだりチクチク痛んだりします。

特に食後はお腹の張りが酷くなり痛みが増して、時にはうずくまってしまうほどの激痛が数分間続くことがあります。

禁酒をしてからは食欲はそこそこあったんですけど、このお腹の痛みが怖くて物を食べるのが怖いんですよね。

本当にお腹が破裂してしまいそうで…。

見た目の変化

妊婦さん以上にお腹がでかくなります。

今まで着ていた洋服が入らなくなり、下着のゴムの締め付けだけでもかなり苦しくなります。

個人的に1番嫌だったのが、どうしても外出しなければいけない時に周りの目が気になることです。

男なのにお腹だけ膨らんでいる姿は誰がどうみても異常だからです。

腹水のお腹の膨らみ方はメタボってレベルじゃありませんからね…。

寝れない

とにかく寝ることができません。

基本的にどんな体制でも痛かったり苦しかったりします。寝返りすら取ることができません。

やっと眠れたとしても2時間ほどでお腹が気持ち悪くなって目が覚めます。

ちなみに私が比較的楽だった姿勢は横向きで寝ることでした。

お腹の中の水が片側によるので痛かったり苦しかったりしますが、横向きになった状態で腰からちょっと上のあたりにクッションを挟むことでお腹の重さを和らげました。

寝る時は固めの布団を使ったほうが布団にお腹が沈み込まないので楽かもしれません。

寒い

体が冷えてとにかく寒いです。冬は本当に地獄でした。

私はもともと暑がりでしたが、5月になっても1日中暖房をつけてる状態でした。

咳が出る

腹水や胸水が溜まると咳が止まらなくなります。

呼吸をしたり少し喋ったりと、酸素を吸い込む事が苦痛になります。

また、咳が出るので寝付く事ができず不眠の原因にもなります。

気休めにアメを舐めてましたが、腹水や胸水が改善しないと止まらないのでとても厄介です。

私がおこなった腹水の改善・対処法

塩分制限

とにかく塩分の摂取を徹底して控えます。

これは医者にも言われましたが、塩分を摂取すると体に水分を過剰に貯めこんでしまい、腹水を尿と一緒に出すことができなくなるからです。

食品を買う時は裏に表示されている塩分またはナトリウムの項目をよく確認しましょう。

 

コンビニの食品や冷凍食品は要注意です!

 

健康な時はナトリウムの表示なんてそんなに気にしませんでしたが、実際に見てみると大量の塩分が含まれている事が確認できます。

その中でも甘いものは比較的塩分が少ないので、私はよく甘いものを食べてました。

ラーメンが食べたい!禁酒より塩分制限のほうがキツくなってきた!

ビタミン・アミノ酸を摂取する

これが食事に関しては腹水改善に1番効果がありました。

上にも書きましたが、腹水は尿と一緒に排出する必要があります。

医者から利尿剤を処方されていましたが、内臓の機能が弱っているからか私には効果がありませんでした。

肝硬変になるとビタミンやアミノ酸が不足するとのことなのでサプリメントで補うことにしました。

肝硬変患者さんの血液中アミノ酸を分析すると、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)とAAA(フェニルアラニン・チロシン)の比率(フィッシャー比)が低下しています。

つまり、BCAAが減少しAAAが増加したアミノ酸インバランスが見られます。

BCAAは筋肉で代謝されてアンモニアを解毒すると同時に肝臓のエネルギー源になりやすいアミノ酸です。

したがってBCAAを多く摂取しAAAを減らすことでアミノ酸バランスを整え、肝臓のエネルギー不足を補うと、肝臓でアルブミンが多く作られるようになって肝硬変の予後を改善できるのです。
大塚製薬

アミノ酸に加えて、抗酸化作用があるビタミンCを多く摂取することを心がけました。

ビタミンCは体内で作ることができない栄養素ですので食べ物で補うしかないんですが、食べ物を食べるとお腹が張ってしまうのでサプリメントを利用しました。

ちなみに私は喫煙者です。

タバコを吸うとビタミンが大量に失われるので、3時間おきにこれも食べてました。

1粒で200mgのビタミンCが摂取できる最強のお菓子です!

なかなか見かけませんが、スーパーやコンビニにも売っていることがあります。

実際にビタミンCがそんなに含まれているかは怪しいですが、サプリとかむかむレモンを1ヶ月続けたら尿がかなり増えて、いっきに腹水とむくみが改善しました。

やはり、腹水の改善には尿を出すことが重要ですね。

栄養のある食事をする

なんといってもバランスのとれた食生活が1番の基本です。

お腹が張って苦しいのは分かりますが、少しでも食べて栄養を付けましょう!

腹水が溜まると腸の調子が悪くなって下痢や便秘になるので、私はヨーグルトを積極的に食べてました。

最初は下痢が酷くなりますが、徐々に改善するはずです。

また、色々食べて栄養を摂取するのは大切なことですが、水分の摂り過ぎだけは注意が必要です。

尿が出ないのに水分を摂っていたら腹水が改善しないのは当たり前のことですよね。

腹水の溜まり具合にもよりますが、1日1リットル程度を目安にこまめに水分補給しましょう。

私は健康に良さそうという理由で野菜ジュースやトマトジュースをよく飲みましたが、これは場合によってはよくないみたいなので医者に聞いてみたほうがいいと思います。

とにかく安静にする

自分の楽な姿勢を取って、とにかく体を休めましょう!

 

なんと言ってもこれが一番です!

 

寝て起きたらお腹がいくらか小さくなっていて嬉しかった時もありました。

寝るのも辛いのは分かりますが、とにかく安静にして周りに誰かいるなら頼れるものは全て頼ってしまっていいと思います。

情けないですが、腹水が溜まりすぎると何もできないのが事実です。

とにかく休む事だけを考えましょう!

必ず良くなると思い込むこと

プラシーボ効果って知っていますか?

プラシーボ効果は思い込むことで本当にその通りになるというもので、例えば風邪の人に風邪薬だと言ってラムネを与えたとしても本当に薬だと思い込ませることで症状が改善してしまうんです。

ほかにもノンアルコールビールなのに本当のお酒だと思い込むことで酔ってしまうとか。

まぁ、そんな思い込みの力をプラシーボ効果っていうんですけど、これが馬鹿にできません!

「自分はもう駄目だ…」とか「なんでこんな目に…」なんてマイナスな事ばかり考えていると、本当に駄目になってしまうんです。

私も肝硬変と診断されてからは悲観的な事ばかり考えてしまいがちだったんですけど、考え方を変えて「必ず良くなる!」と思い込むようにしてから症状は改善していきました。

単に体調が良くなるタイミングと思い込みのタイミングが重なっただけなのかもしれませんが、病気だからってマイナスな事ばかり考えていても仕方がないじゃないですか?

できるだけ前向きに、「必ず良くなる!」と思い込んで生活するのがいいと思いますよ!

病は気からっていう言葉もあるくらいですからね。

さいごに

私が腹水で経験した辛い症状と改善方法を書きました。

腹水が溜まって半年経った今でも完治はしてませんが、あきらかにお腹が小さくなって着れなかった服も着れるようになりました。

本当は病院に入院して治療するのが1番だとは思いますが、私は病院に入院することで精神的に弱くなり症状が悪化する気がしたんです。(上に書いたプラシーボ効果ですね)

もし今回紹介した方法を試しても一向に改善しない場合はおとなしく医者の世話になりましょう。

少なくとも私は半年くらいで症状の改善を実感できたので医者の世話にはなっていませんが、医者に頼らざるを得ない状態というのもあります。

追記:現在私は腹水が完全に抜けて割りと良好な毎日を送れています。肝硬変で腹水が溜まってしまってもあきらめないでください。「肝硬変になって腹水が溜まったけど、腹水はあきらめなければ治る!

 


「今夜、すべてのバーで」は、著者である中島らもさん本人が実際にアルコール依存症で入院した経緯から退院するまでの心の葛藤を描いた物語で、リアルなアルコール中毒の症状を読むことができます。

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